東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害による食品への影響について

 ■首相官邸災害対策ページ 東北地方太平洋沖地震への対応

 ■厚生労働省 東北地方太平洋沖地震関連情報

 ■食品安全委員会 東北地方太平洋沖地震の原子力発電所への影響と食品の安全性について

・食品を介した放射性物質の健康への影響などについて、Q&Aが随時更新されています。
 ・Bq(ベクレル:食品衛生法に基づく厚労省の暫定規制値の単位)とSv(シーベルト:ヒトに対する影響を示す単位)
  の換算について解説されてい ます
 ・暫定規制値の飲食物を食べた場合のSvへの換算例が記載されています。
  放射性物質と食品の安全性について(2011.3.23開催 第372回委員会会議資料)  
  (お薦め)資料13

 ■独) 農研機構 食品総合研究所 : 東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害による食品への
   影響について

情報提供サイトのリンク集
 ・更新情報 (食総研のトップページ)


 ■NPO法人食品保健科学情報交流協議会 : 緊急事態への情報提供のコーナー

放射能汚染した食品の扱いについて(概要)(3月24日朝12時)
 ・食品からの放射能の検出についてどう考えるか?(2011年3月20日朝7時)
 ・情報サイト・リンク集

 ■放射線医学総合研究所 : 放射線被ばくに関する基礎知識など

お知らせ(第1報〜第4報、除染の方法、ヨウ素剤についてなど)
 ・東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害に関する放射能分野の基礎知識(Q&A)

 ■日本放射線影響学会 : 福島原発事故に伴うQ&Aグループ

福島原子力発電所の事故に伴う放射線の人体影響に関する質問窓口

 ■日本の環境放射能と放射線 :(財)日本分析センターのホームページ

食品と放射能  

    ・いろいろな食品に含まれる放射能のレベルを見ることができます。
     ・食品と放射能についてもわかりやすく説明をしています。

食品から受ける放射線量

    ・自然界に広く存在する放射性物質は食品にも含まれます。
     ・放射性物質は、食品の摂取により人体の組織に取り込まれます。日常生活においても、わずか
      ですが体内から放射線を受けます(内部被ばく)。その 放射線量を調べることができます。

 ■産業技術総合研究所・計量標準総合センター

放射線の測定についての簡単な解説
 ・産総研(つくば)で測定している放射線(ガンマ線)の量の測定値と時間ごとの推移
 ・どのような放射性核種がガンマ線を出しているかについての測定分析結果
 ・検出された放射性核種ごとの放射能の量
                 (ちょっと専門的過ぎるでしょうか? でも、知りたくなりませんか?)

 


 ■厚生労働省の通知 放射能汚染された食品の取り扱いについて(福島原子力発電所事故関連)
   (食安発0317第3号 平成23年3月17日)

 

 ■原子力安全委員会の指標 「原子力施設等の防災対策について」

・飲食物の摂取制限に関する指標(放射能の基準値):p23~25
 ・その設定根拠:p108~109

   ① 放射性ヨウ素について
   ICRP Publication 63 等の国際的動向を踏まえ、甲状腺(等価)線量50mSv/年を基礎として、飲料水、
   牛乳・乳製品及び野菜類(根菜、芋類を除く。)の3つの食品カテゴリーについて指標を策定した。なお、3つ
   の食品カテゴリー以外の穀類、肉類等を除いたのは、放射性ヨウ素は半減期が短く、これらの食品においては、
   食品中への蓄積や人体への移行の程度が小さいからである。
   3つの食品カテゴリーに関する摂取制限指標を算定するに当たっては、まず、3つの食品カテゴリー以外の食品
   の摂取を考慮して、50mSv/年の2/3を基準とし、これを3つの食品カテゴリーに均等に、1/3ずつ割り
   当てた。次に我が国における食品の摂取量を考慮して、それぞれの甲状腺(等価)線量に相当する各食品カテゴ
   リー毎の摂取制限指標(単位摂取量当たりの放射能)を算出した。
    ※放射性ヨウ素:代表として I-131 の半減期は約8日です。

   ② 放射性セシウムについて
   放射性セシウム及びストロンチウムについても飲食物摂取制限の指標導入の必要性が認識されたことを踏まえ、
   全食品を飲料水、牛乳・乳製品、野菜類、穀類及び肉・卵・魚・その他の5つのカテゴリーに分けて指標を、算
   定した。
   指標を算定するに当たっては、セシウムの環境への放出には89Sr及び90Sr(137Csと90Srの放
   射能比を0.1と仮定)が伴うことから、これら放射性セシウム及びストロンチウムからの寄与の合計の線量をも
   とに算定するが、指標値としては放射能分析の迅速性の観点から134Cs及び137Csの合計放射能値を用
   いた。
   具体的には、実効線量5mSv/年を各食品カテゴリーに均等に1/5ずつ割り当て、さらに我が国におけるこれ
   ら食品の摂取量及び放射性セシウム及びストロンチウムの寄与を考慮して、各食品カテゴリー毎に134Cs及
   び137Csについての摂取制限指標を算出した。

   ※放射性セシウム:代表としてCs-137 の半減期は約30年ですが、セシウムはナトリウムやカリウム    の仲間で、体内に留まらず徐々に排出されるため、「生物学的」半減期は約100日です。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出典:放医研資料