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vol02.食品ロス削減を推進したい

横山勉:2009年12月

日本では、年間約9,000万トンの農林水産物を食品として消費しています。これに伴い、約1,900万トンの廃棄物が発生。この内で、喫食可能ないわゆる「食品ロス」は、500万~900万トンにもおよぶと推定されています。
 
昨年(2008年)の円卓会議の活動テーマの一つに「食品ロス削減」をとり上げました。食料の安定供給のために、食料自給率向上と併せて推進させたい課題だからです。関係者としては、農家、食品メーカー、流通、小売店、外食産業、そして消費者などが挙げられます。どの立場であっても、本課題推進に(1)賛成いただけ、(2)身近な所から努力できる、という特徴もあります。
 
調査を進めていたところ、同年8月に農林水産省で「食品ロスの削減に向けた検討会」がスタート。年末までのわずか4カ月で、本検討会は具体的行動に向けた有意義な報告をとりまとめました。9月と10月(2009年)、農林水産省と食品産業センターの共催により「食品ロス削減に向けた国民フォーラム」を全国4ヶ所で開催し、本課題推進を訴えました。東京会場(ヤクルトホール)に参加しましたが、熱い意見交換と大勢の参加者に意を強くしたのです。

円卓会議でも、東京国際科学フェスティバルの一環として、本課題で9月にサイエンスカフェを開催しました。今後も、農林水産省の活動を応援すると共に、本会としても独自の切り口を加えながら継続したいと考えています。