一覧に戻る つ後ろへ

vol01.食のコミュニケーション円卓会議へようこそ!

代表 市川まりこ:2009年11月

日本は,世界の中でも特に健康長寿国といわれています。しかし,私たちはもっと健康で長生きをしていくために、食品の色々な情報に並々ならぬ関心を寄せ,食品が持つさまざまなリスクを減らしたいと日々願っています。リスクには,減らしやすいものもあれば,減らしにくいものがあって,どのリスクをどこまで減らすのが最適なのか、バランスを考える必要も出てきます。
 
また、いくら安全ですと言われても、いろいろな理由で安心できないこともあります。行政も事業者も消費者(国民)もこれまでに、安心のための費用をずいぶんと負担してきました。しかし、それでも十分に安心であるというわけではなく、更に安心を求めようとしています。もし、私たちが科学的なリスク評価を適切に理解し、余分な不安を減らすことができれば、安心の確保に必要な社会的コストを減らしていくことができそうです。減らした分を、もっと優先度の高いリスク管理へ回したり、将来のリスクへ備えることもできると思います。
 
消費者を含めたさまざまな立場の人々が,食についての知識を高め,お互いの立場への理解を進めていくことによって,より良いコミュニケーションが育まれるのではないかと考えています。私たちは,食の安心をどこまで求めていくのかについて、志を持つたくさんの人たちと一緒に考えながら、得られた成果を意見や提案、提言などの形で身近な人や、地域、社会へ伝えていきたいと願い活動を進めているところです。